新スーパーボーナスではなく、買取にしたので、本体は約3万円しましたが、基本料金は、純粋に980円のみです。
本体もWindows Mobile機として考えれば、納得できる価格です。特に私の場合、通話は受けが中心で、発信の場合も家族のSoftbankが中心なので、スーパーボーナスより買取の方が有利でした。
とはいうものの、せっかくの携帯機なので、手持ちの機材で安価にネット接続できないか考えてみました。
そこで、ノートPC用に買っていたb-mobile hoursが使えると出先でネット接続が安価できて好都合です。
しかし、X01HTはCFスロットがないので、唯一口になりそうなbluetooth経由での接続をやってみました。
使ったのは、ハギワラシスコムのB-PORT II。
もともとはFOMA用のようですが、問題なく使えます。
注意点としては、デフォルトではDNSの切り替えがうまくいかず、無線LAN ONでもダイヤルアップにいってしまったりするので、下記のレジストリをいじると、この問題がなくなります。
HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Internet Settings\EnableAutoDetect=dword:1
3G網は、勝手に接続されて高額なパケット代を請求されてもいやなので、b-mobileのダイヤルアップ設定のみ残して消してしまいました。
そうそう、X01HTは電話機能のみOFFにできますが、OFFにしておけば、SIMを抜いてもWindows Mobile機として使えます。無線LANやダイヤルアップでネット接続もできるので、他にSIM端末を持っている人は、普段は電話とPDAを分けてばりばり使って、週末はX01HT一台で出かける、なんてこともできますね。
b-mobile hoursだと、更新ライセンスで150日30時間5,850円なので、ひと月大体1,170円と格安です。
それでも月に6時間分くらいは使えるので、移動時間に使う程度なら十分です。特に普段はあまり使わず、旅行などのときに集中して使う用途の場合は、150日間繰り越しできるようなものなのでお得感高いです。実際、最初のカード込みで購入した600日150時間分は、ほとんど使い切ることなく600日が過ぎ去りました。(^_^;)
トータル月額は、音声の980円+データ通信1,170円で、2,150円とかなかなかリーズナブルになりました。
大きさ的には、X01HT以外にZaurus SL-C3000を持ち歩くくらいの状態なので、ネット用にSL-C3000+b-mobile hoursを別に持っても良いのですが、X01HT+B-PORT IIにするといくつか利点があります。
まず、データを一箇所に集中できるので、煩雑さが減ります。通常はX01HTのみ持ち歩いて、ネット接続するときだけB-PORT IIを携帯すればよく、その場合データがX01HT一台に集中していれば、2台持ち歩かなくてよいので手軽です。
Windows Mobile 5.0(X01HT)のソフトウェアダウンロードが単体で手軽行えるのもいいです。
最近MicroSDが安いので、私もSanDiskの2GBを使っています。このおかげで、辞書や写真、テキスト、MP3ファイルなど結構贅沢に使えます。
そして、X01HTはカメラ付きなので、写真のアップなどが容易です。SL-C3000だと撮影したあとSDカードなどで差し替えが発生しますし、別途カメラを携帯しなければいけません。
あとカメラは200万画素ですが、発色が鮮やかで空の青なんかは非常に映えます。
人によっては派手すぎと思うかもしれませんが、私はこのくらい派手にうつるのが好みでした。
総合的に見てX01HTは、今までになく満足のいくツールです。