[2014/04/22] Android 4.xで、みまもりSIMをMMSのみで使う

HTC J ONE(HTL22)のSIMロックを解除したので、SoftbankみまもりSIMを使ってみました。
みまもりSIMは、初代490円/月のプランのSIMです。
みまもりSIMは、定額パケットプランがなく青天井ですが、MMSを使うことができるので、通常のパケット通信は遮断して、MMSだけを使いたいという要望が結構あるようです。
調べた所、Softbankメール v2.5と特殊なAPN設定をすればできることがわかりました。

まず、Softbankメールは、v2.5でないと、MMSのみのAPN設定を見に行ってくれないようなので、これは必須です。なんとか、ネットを探して、野良apkを入手します。
次に、APNの設定ですが、主に2つの方法がありました。

[方法1] defaultをエラーにして、mmsのみの正しいAPNを追加で設定する。

APN設定のAPNタイプは、通信の種類を指定しますが、通常はdefault,supl,mmsなど、すべて同じAPNを使う設定になっています。
これを複数に分割して指定し、mmsのみ正しく通信できる内容を設定する方法です。
まず、1つ目のAPNは、APNタイプをdefaultのみにして、APN名はダミー設定の適当なアドレスにします。(ex. dummy.jpなど)
次に、2つ目のAPNは、APNタイプをmmsのみにして、APN名はopensoftbankを設定する。(パスワード等は、opensoftbankで、ググってください ^_^;)
mmsのみにしたAPNは、APNとして選択できませんが、ダミーのエラーになるAPNはdefaultが指定されているので、選ぶ事ができます。なので、APN選択は、ダミーのAPNを選択しておきます。
このようにすると、モバイル通信が発生すると、まずダミーのAPNを使いにいき、通信エラーになります。しかし、Softbankメールは、default以外の未選択APNを検索し、mmsの設定があるAPNを見つけるので、mmsのみ通信が行われます。かくして、mms通信のみ正常に動作する設定の完了です。

[方法2] ダミーのプロクシを設定して、mmsプロクシだけ正しい値にする。

Androidでは、APNで、通常通信のプロクシとmmsのプロクシは別々に設定できるので、通常通信のproxyにはダミー(ex.dummy.jpなど)、mms-proxyには、mmsopen.softbank.ne.jpを設定する。すると、通常通信はプロクシエラーになりますが、mmsは正常に通信成功となります。ただし、この設定は、proxyを使わないシステム通信は、動いてしまう可能性があるので、私は方法1を使っています。

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