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Windows2000 Tips

ちょこちょこ使い始めたWindows2000について徒然なるままに書き綴ってみます。


Windows2000とWindows98でのファイル共有

Internet接続環境でもLANのファイル共有を安全に行うために、BetBEUIを使ってWindowsだけで ファイルの共有をする事はよくやると思います。 しかし、Windows2000とWindows98でファイル共有をしようとした場合、 BetBEUIだけをインストールしてもうまくいきません。 Windows2000側では、NWLink NetBIOSとNWLink IPX/SPX/NetBIOS互換トランスポートプロトコル もインストールしてください。 これで、めでたくWindows2000とWindows98でのファイル共有が成功します。


Windows2000はサスペンド/レジュームが速い

Windows2000は、Windows98より安定して、かつ、 格段にサスペンド/レジュームが速い です。 普通に起動すると遅いので、Windows2000の場合は、通常サスペンド/レジュームで使用するのが よいようです。 自分がよく使うソフトがWindows2000で動作するなら、 Windows98ユーザも速度と安定性の点で、Windows2000はお勧めです。 特にノートPCの場合、自分の使うPCカードやUSB機器がWindows2000対応なら、 かなりお勧めです。


Windows2000でちょっと不具合があるソフト


Windows2000とVMware

最近は、いろいろなOSが手に入るようになってうれしい限りですが、 メールやダウンロード環境など普段の生活環境はWindowsがやはり一番便利なので、 なかなか離れられません。 しかし、CGI等のデバッグには、やはりunixがほしくなります。 そこで、VMwareの登場です。 VMwareというとLinuxが有名ですが、Windows2000版も、とてもできが良いです。

VMwareを使うと、FreeBSD等のサーバをWindows2000上で仮想マシンとして動作させる ことができ、かつ、 仮想LANも構築できます。 あたかも、FreeBSDのマシンとLAN接続されているかのように使えるのです。 さらにWindows2000はルーティング機能もあるため、仮想マシン上のFreeBSDから、 Windows2000のダイヤルアップ接続を通して、telnet等リモート接続が可能です。 これは、Windowsのツールを使いつつ、unixコマンドが一台で使えるという、 最強のハッキング環境ですね。^_^;; あと、2.0から 仮想マシンのサスペンド/レジュームがサポート されました。 これて、仮想マシンはどのような構成であれノートPCのようにサスペンド/レジュームが できます。これはとっても快適です。 ちなみにVMwareは、SVGAのエミュレーションもできるので、X-windowも動きますが、 GUIアプリは大抵Windowsで十分ですから、VMware上のOSは、FreeBSDなんかはサーバに 特化した方が軽くていいです。

FreeBSDやLinuxなら、仮想ディスクは200MB程度あれば、Apacheと必要なコマンドは 入るでしょう。 あ、そうそう、私はvi派なので、muleやemacsは入れません。 このあたりが必要な人は、200MBだとキツイかもしれません。

なお、CPUは、K6-2 200MHz程度でも大丈夫ですが、メモリは96MB以上ないと仮想マシンが動作 しない場合があります。メモリ制限は、WindowsNTの方が緩いようで、NT4.0では64MBでも一応 動作しました。逆にいえば、メモリさえあれば、unixサーバを立ち上げるくらいはK6-2 200MHz でもかなり快適に使えます。

そうそう、DOS窓で動作しないDOSゲームなんかもお勧めです。

VMwareについては、Linux版が雑誌などでもとりあげられているので、 そちらの記事も参考にされるといいと思います。


Text by Kazuma Aizawa
- freestyle ski combined player
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