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i-mode以上、ノートPC未満、ケーブルレス移動体インターネット端末(MI506+MC-P200)

[Zaurus+MC-P200] DoCoMoからはP-in Comp@ctがリリースされ、移動体端末でのインターネット利用が促進 されそうですが、難点は、DoCoMoが特定地域でしか64K通信をサポートしていない事です。 その点、 DDI pocketは ベストエフォート方式とはいえ、 全国で64Kが利用できる ので、移動の多いスキーヤーには最適です。

しかし、DDI pocketではCFサイズのカード型PHSを出していません。(2000/7現在) そこで、最小構成でカラーでWebブラウズできる組み合わせを考えるとSHARPパワーザウルス とMC-P200の組み合わせが最高ではないかと思います。 パワーザウルスの中でも旧機種のMI50xシリーズは中古も豊富に出回っており、時折アウトレット も見かけます。私も先日中古のMI506DCを2万円で入手しました。 アイクルーズもよさそうですが、値段が高価で、かつ、ザウルスっぽくないので、他の使いかって が既存ザウルスとはちょっと異なるようです。

この組み合わせの利点はなんといっても、わずらわしいケーブルがなく、取り出したら タッチパネル 3タッチでインターネット 接続できる所です。起動時間も2,3秒で、 ちょっとした電車待ちの時間でもi-mode並みの手軽さで利用でき、かつ、 320x200のカラー画面により通常のPCに近いWeb閲覧が可能です。 もちろんWeb上のサービスもほとんどPCと同じように利用できます。

MI506でMC-P200を使用する場合、ひとつ注意点があり、標準のドライバでは動作しないという 事です。SHARPのホームページからMC-P200対応のドライバを入手し、アドインソフトとして 登録する事で使用可能となります。 また、MC-P200はイヤホンを使用する事で音声の発着信も可能です。 ザウルスの場合は、ザウルス電話というフリーウェアを使用する事で、音声の発着信が可能です。 通常はデータ通信と割り切っていても、料金プランによっては携帯より安く通話できるので、 宿などゆっくりできる場所からの発信には重宝します。

ということで、かなり便利なんですが、ひとつ重大な欠点がありました。 ブラウザがHTTP1.0の為、Apacheの Virtual Domainのページは表示できない のです。 要するに直接fski.comが見れないのです。うむむ。 対処としては、Virtual Domainが収容されているドメインのユーザディレクトリとして 参照します。たとえば、fski.comの場合は、 http://www21.dns.ne.jp/~aizawa/ というふうになります。 これは、Virtual Domainの場合はエラーメッセージと共に収容ドメインが表示される場合が あるので、そこから推測します。 そういえば、後継機のMI610では見れるのかどうかが興味深い所です。 もし、MI610をお持ちの方がいましたら、レポートくださると助かります。


Text by Kazuma Aizawa
- freestyle ski combined player
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