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携帯電話はJ-Phone

最近i-modeがめちゃめちゃ人気ですが、今使っているのはJ-Phoneです。 以前はサービスエリアの広さでDoCoMo 800デジタルを使っていましたが、 DoCoMoはハーフレートの為、 とても音質が悪く、 男性の声など判別がつかないくらいで、 常々不満でした。 そこで自分の良く行く場所を特定したところ、J-Phoneでも対応できる事が わかり、乗り換えました。 まぁ、DoCoMoも208以降ハイパートークを搭載したので、うまくいけば改善されるのですが、 都心ではあまり期待できないのではないかと思っています。

それと、J-Phoneを選んだのはやはり料金的な事もあります。 あまり宣伝していませんが、J-Phoneには、 ロングウェイサポートというサービスがあります。 これは、年割と同等の割引きなのですが、それにプラスして 12ヶ月毎に3ヶ月基本料金が無料になります。 これを加味すると、割引率は、 最初の年でさえ36%OFF! 現在、携帯各社では最高の割引率です。 割が合わないのか、最近は通話料込みパック+年割を前面に押し出して、あまり宣伝 していませんが、こっちの方がお徳になる人も多いのではないでしょうか。 特に、月々通話利用が大きく変動する人にはお勧めです。

そういえば、日本の場合、現在はPDC方式がほとんどのため、PDC電話機なら電話会社が 違っても使う周波数が同じだと使いまわしができます。 つまり、DoCoMoのシティホンをJ-Phoneで契約する事も可能です。 ただし、手数料がバカ高かったり、相当嫌がられるとは思いますが。 なお、DoCoMoデジタルは800MHz、J-Phoneは1.5GHzのため同じ電話機は使えません。 DoCoMoシティホンなら1.5GHzなので、J-Phoneでも使えますが、せっかくのフルレート が使えません。 なので、J-Phoneを買うならやはりJ-Phoneの電話機を買うのが良いようです。 ちなみに、 IDO とDDIセルラーは800MHz、Tu-Kaは1.5GHzです。 PHSはDoCoMo、アステル、DDIポケットとも1.9GHzなので、相互に契約ができます。 ただし、DDIはαDATAという独自プロトコルを持っているので、それに関しては、DDIポケット 用の端末でないと使用できません。 64K通信についても同様で、DDIポケットはPIAFS2.1、DoCoMoはPIAFS2.0で相互に互換はありません。 なお、32K通信に関しては、互換がありますので、そのまま通信可能です。 なお、海外の電話は基本的な通信方式が違うので、まず使えないと思ったほうが よいです。現在そのまま海外ローミング可能なのは、IDOとセルラーのcdmaOneだけでしょう。

あとJ-Phoneの良いところは、i-modeに先駆けてインターネット宛ての E-mail送信が携帯電話だけでできる 所です。契約は何もいりません。 そして何より、i-modeに勝るのが受信が無料だという点です。 ただし、なぜか 関西関東 では基本料金が異なります。 関西は受信無料、送信10円/1通ですが、 関東は受信200円/月、送信3円/1通です。 また、J-SkyサービスにともなってはじめられたロングE-mailの場合は、受信でも料金がかかります。

※ ハーフレート …… 通常PDC方式の携帯電話は、8kHzでサンプリング(64kbps) した後、圧縮され、6.7kbpsになる。これにエラー訂正符号4.5kbpsを加えた、11.2kbpsを 3チャンネルTDMAで使用している。これがいわゆるフルレート。 DoCoMoは急激な加入者に対応するため、これを6チャンネルTDMAとした。 このため非常に音質が悪い。なお、208からサポートしたハイパートークは、 回線がすいてる時には、新圧縮方式のフルレートで使用するため音質がよい。


Text by Kazuma Aizawa
- freestyle ski combined player
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