[2014/01/23] WACOM液晶タブレットを二台つなぐ

WACOMの液晶ペンタブレットのCintiqを店頭で触ったら、そのダイレクトな操作感に惚れ込んでしまいました。ドキュメントにちょっとした図やイラストをいれる程度でも、マウスだと四苦八苦していたものが、液晶ペンタブだととっても簡単です。

しかし、いかんせん、価格が高い。(;_;)
私の場合は、本格的なイラストを書くわけでもないので、中古で安いのがないか、某オークションを物色していました。
すると、WACOMの二世代くらいまえの17インチ液タブが結構出ているではないですか!
色々、見てみると、専用ペンやACアダプタがないジャンク品が格安で出ています。
ペンは、ArtPadII世代の筆圧512レベルのペンなら使えそうで、昔買ったArtPadIIがまだあったので、ペンは確保できました。ACアダプタは、自宅に色々転がっていたので、なんとかなるだろうと思い、ポチりました。
何やらリース品の放出なのか、開始金額の三千円程度で落札できてしまいました。

お、これなら、贅沢な液タブデュアルモニタが可能では...
WACOMのサイトで、マニュアルを見てみると、どうやら複数台の液タブを接続する事は可能なようです。
しかも、WACOMさん、素晴らしいです!
なんと、旧機種用のドライバまで、最新のWindows8.1やMarvericks対応しているではないですか!!
結局、もう一台落札です。(^_^)

結局、本体のみのジャンク品ですが、PL-700という17インチ液タブと、それの廉価版らしいDTU-710という液タブを、二台で1万円弱で手に入れました。
本体は、初代MacBook Pro Retina (Marvericks)で、PL-700をDisplayPort-DVIで接続、DTU-710をHDMI-DVIで接続しました。注意点としては、HDMI直結をプライマリ画面(ドックがある画面)にしないとうまくペンの設定ができませんでした。
初期状態でも、ドライバをインストールするとペンは反応しますが、すべてメイン画面にマウスカーソルが移動してしまいます。環境設定のワコム設定で、ペンをそれぞれ個別の画面で位置合わせをすると、きちんと個別に動作するようになります。

Dual LCD Tablet
Dual LCD Tablet

プロの絵描きさんだと、液晶の発色、筆圧が512レベルなど、イマイチ使えないかもしれませんが、17インチ液タブ二台は、かなり快適です。
CLIP STUDIO EXを使っていますが、通常のデュアルモニタにするとツールなどをデュアルに移しても、ペンでその操作ができなくて、結局マウスと併用になります。しかし、液タブ二台なら、ツールもペンで操作できますので、最新のCintiq 24インチクラス並に画面が広く使えます。
しかも、価格は10分の1以下です。(^_^;)
低価格で、快適なお絵かきをしたい人には、結構オススメです。

Category: PC