[2008/03/09] SONY bluetooth ヘッドホン






iPod touchの無線化計画として、A2DP Bluetoothヘッドホン購入しました。
サンワサプライのドックコネクタ用bluetooth送信アダプタMM-BTAD10BKとSONYのA2DP/HFP対応ヘッドセットDR-BT22の組み合わせです。
実際使ってみると相性は抜群で、手元で使う分には、音飛びもありません。送受信両方とも、AVRCPにも対応しているので、停止/再生や曲送りなども問題なく動作しました。ただし、電子レンジや無線LANの影響はあるようで、公称は10m飛ぶとありますが、無線LANでPCなどを利用していると、1m離れただけで、音飛びします。しかし、手元の範囲50cm程度なら特に問題はありませんでした。送信側がBluetooth v1.2、受信側がv2.0というのも影響を受けやすい原因かもしれません。ホワイトノイズは気にならないレベルです。

ひとつ欠点は、Bluetoothのエンコード/デコードで、音がコンマ何秒か遅延するという事です。どのくらいの遅延かというと、表現は難しいのですが、ダイレクトにスピーカーを鳴らすのと、Bluetoothのヘッドホンの音を同時に聞くと、エコーがかかったようにヘッドホンの音が微妙に遅れて聞こえます。この程度なので、映画などは特に問題なく見ています。ゲームなど音と映像の同期がシビアなものには向かないかもしれません。テレビの地上デジタル放送と地上アナログ放送の同じ番組の遅延と比べれば、ずっとましです。

しかし、ワイヤフリーは予想以上に快適です。鞄に入れてもコードが絡まないだけで、精神的に非常に楽ちんで持ち歩く気にさせます。送信機のコネクタが物理的に弱そうなので、もっと小型化されればさらによいのですが。それを考えると、Bluetooth/カメラ標準のiPhoneの日本発売が待ち遠しいですね。

ちなみに、DR-BT22は、SCMS-Tに対応しているので、ワンセグでSCMS-T対応機のとの間ならワンセグの音声も飛ばせるようです。私の持っているSoftbank 911SHは残念ながら、SCMS-T非対応でワンセグの音声は飛ばせませんでした。

それから、以前購入したmLiNK Rともペアリング可能です。mLiNK Rは、ステレオミニプラグがあるので、汎用スピーカをつなぐ事ができます。そうすると、ヘッドホン、スピーカともbluetoothで無線接続ができ、よりワイヤフリーで幸せになれます。

Category: PC ( iPod touch/iPhone )