[2010/02/09] Bluetooth対応GPSロガーm-241

iPhoneのカメラの場合、GPSタグが埋め込まれ、撮った場所がすぐわかるのですが、いかんせん、カメラの性能があまりよくありません。特に海外旅行など、めったに行けない場所では高解像度のデジカメで撮影したくなります。このとき、やはりGPSデータで、撮影場所の情報が残ると、あとで楽しく写真が見れます。そこで、手軽に使えるGPSロガーとしてm-241を選んでみました。


m-241を選んだポイントは、下記のあたりです。
・単三電池で動く
・USBとBluetoothのどちらでも接続できる
・ログ以外に、リアルタイムにGPSデータが読める
・単体でログ中に、経度・緯度・高度などの情報を表示される

まず、単三電池で動作するので、スキーなど屋外で使う場合、予備や交換も簡単で充電を忘れても使えるのがポイントです。

それから、USBとBluetoothの二種類の接続に対応しているので、通常はワイヤレスで使い、電池が心もとない時は、USB接続で給電しながら使うという使い分けができます。

また、いずれの場合も仮想シリアルポートとして動作し、シリアル入力あるアプリレーションでリアルタイにGPS情報を受け取ることもできます。Windows MobileのMobile Google Mapsでは、この情報をもとにして、現在位置をプロットできるので、簡易ナビとして使えます。

LCD表示があり、単体で経度・緯度・高度が表示されるのも良いです。バックカントリーに出かけた際など、登山用の地図で現在位置を把握できます。

欠点としては、マスストレージデバイスとしては使えないので、ログ情報の取得には、付属の専用アプリケーションが必要です。付属アプリケーションWindows用のみですが、kml形式での出力、写真ファイルへのGPSタグ付けなど、最低限の機能は持っています。

これで、デジカメ全般でGPSタグがつけられるようになりました。
そうそう、GPSタグのマッチングには、デジカメの時計と、GPSの時計を使うので、本来は、この時間を合わせておく必要がありますが、m-241はGPS時刻をLCDに表示する事ができるので、この時間を最初にデジカメで撮影しておけば、後で、時間の写っている写真とカメラの撮影時間を比較すれば、時間補正を簡単に行う事ができます。

海外旅行の移動ログや、滑走軌跡をGoogle Earthに表示させると、旅の記憶が鮮明に蘇ってきます。お試しあれ。

Category: PC ( Network ) , SKI