[2010/03/27] REDFLYとiPhone

REDFLYは、一見ネットブックのような形ですが、単独では動作せず、Bluetooth内臓のWindows Mobile機の外部キーボードとディスプレイとしてワイヤレスで接続されるデバイスです。こいつをX01HTと接続すると、X01HT本体は、カバンに入れっぱなしで、REDFLYだけで、Windows Mobileアプリが利用できるワケです。ネットブックなどと比べて利点としては、データの入出力は、あくまでもX01HTで行われるので、REDFLYにはデータが一切残らず、一元管理できるのと、Windows Mobileですから、入力可能になるまで1秒でOKというところです。
これが、直接iPhoneにつながれば一番良いのですが、残念ながら、プロファイルは通常のHIDなどではないようで、そのままでは接続できませんでした。

そこで、最近発売されたポメラの新機種DM20に搭載された、QRコード表示機能と同じ理屈で、X01HTでQRコードを表示させれば、REDFLYで入力したものをiPhoneで取り込めるのではないか思いやってました。



X01HT側に、「二次の素」という、QRコード生成ソフトを導入します。
iPhone側では、有料ですがAppStoreから「Optiscan」というQRコード読取り/作成ソフトを導入しました。

さっそく、REDFLYを立ち上げ、二次の素で日本語を100文字程度入力してQRコードを作成してみました。REDFLYの大画面でも問題なくQRコードが表示されました。
この画面に、iPhoneを向けてみます。iPhoneはオートフォーカスなしの3Gですが、7インチ画面にでかでかQRコードが表示されるので、それなりの距離で撮影できるので、マクロレンズなしでやってみました。

成功です。見事、REDFLYからiPhoneへ文字入力ができました。
DM20にちょっと引かれていたのですが、これで、とりあえず、代用できそうです。
しかし、DM20の軽さと小ささは魅力ですね。ヤフオクとかで安く出ていたら買ってしまいそう。:-)

ちなみに、逆のiPhoneからX01HTへの場合は、iPhone側は、「Optiscan」を使い、X01HTには、「QuickMark」というQRコードリーダーソフトを使って成功しました。X01HTで使う場合、QuickMarkでダウンロードするのは、CHT9000用のバイナリでOKです。


Category: PC ( X01HT , iPod touch/iPhone )