[2015/02/02] Logicool K480の重りの鉄板を抜いて軽量化する

Logicool K480 Bluetooth 日本語キーボードは、以下の点が非常に気に入っています。

  • キーピッチがフルサイズの19mm
  • 日本語キーボードとして「ろ」や「右シフト」やその他の記号キーも変則的でない
  • カーソルキーが、「ろ」と「右シフト」の間にない ← JISかな入力では重要!
  • Bluetooth接続先がロータリースイッチで、3つまで簡単に切替ができる
  • タブレットやスマホのスタンドによるスリットもあるので、別にスタンドを持ち歩かなくて良い
  • 電源スイッチがスライドスイッチなので、鞄の中で勝手に電源が入る事がない

しかし、欠点として、大きい・重いがあります。
大きいは、キーピッチやスタンドの関係で、相反する事なので目をつぶるとして、重さが軽くなるとモバイル向きになります。
軽くしたいなーと、思っていた所、Logicoolの取材記事をみると、大型のタブレットを立てても転倒しないように重りをいれていると記載がありました。

重り? と言う事は、重りを取れば軽量化が可能ではないかと言う事で、早速開けてみました。


K480は、5本のネジを外すと裏蓋が外せます。
ネジは、ゴム足で隠されたネジが3本と、電池ふたの中に2本です。
これを外しても、プラスチックの爪でしっかりハマっているので、そのままでは簡単に外れません。
内装はがしなどを使って、ばきばきはがす必要があります。
慣れない人は、爪を折らないように注意してください。

裏蓋を外すと、大きな鉄板が見えます。これが、問題の重りです。ただし、これは、重り以外にキー裏側の支えとアースになっています。ただ外すだけだと、キーが落ち込んで打鍵できなくなります。
このため、鉄板と同じ形の1mmの軽量なスペーサに入れ替えて軽量化を計ります。
アースは、なくても動きました。もともと、外部とは接していないので、問題ないかと思います。

私は、手元にあったポリプロピレンの0.5mmの板を二枚切って入れました。ポリプロピレンは、柔らかいのでカッターで切れます。プラバンの方が加工は大変ですが、キーの打鍵感は鉄板に近いかもしれません。ポリプロピレンでも私は、特に違いは感じませんでした。
注意点としては、キー側のケースの真ん中に、ネジより高さが高い出っ張りがあるので、鉄板の替わりに入れるスペーサに、この出っ張りを通す穴をあけておかないと、キーがうまく支えられないうえ、裏蓋がしまりません。
面倒でも、とりあえず、鉄板に空いている穴は全部開けておくのが吉です。

このスペーサさえできれば、入れ替えて裏蓋を閉めれば完了です。
ポリプロビレンに入れ替えた場合、実測で495gになりました。もとが808gなので、313gの軽量化になりました。

ちなみに、軽くなったのでタブレットを立てると後ろに倒れるかと思いましたが、iPad2は縦にして立てても特に倒れる事はなく、安定していました。よほど、重量バランスが上の方に偏ったタブレットでなければ、倒れる事はなさそうです。快適、快適!

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