[2017/05/30] WindowsとRaspberry PiでSDカードを共用する

Raspberry Piのブート用microSDカードは、bootのみFATで、linux部分はext4なので、Windowsでは読み書きできませんでした。直接、読み書きできるとRasbperry Pi Cameraのデータなど簡単にコピーができて便利です。
単純に、ext4の後にFAT32パーティションを作成すると、Macではマウントできるのですが、Windowsだと、先頭のbootパーティションしかマウントしてくれません。
ところが、2017/4に行われたWindows 10 Creators Update (Ver.1703)を適用すると、マルチパーティションのSDカードをマウントできるようになります。
Raspberry Piを2台持っていれば、gpartedをインストールすると、USB-SDカードアダプタ経由で、Raspberry Pi SDカードのパーティションサイズを変更できます。
この機能を使って、Raspberry Pi用SDカードを、boot/ext4の後に、データ共用のFAT32領域を作成すると、簡単にWindowsでもデータ共有が可能になります。
自動起動時に実行するシェリスクリプトを、この領域に置いておけば、動作の変更もWindowsマシンがあればできるので、便利です。

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