[2019/04/19] PCで編集した動画をiPhone/iPadのGoPro Quikで使う方法

撮りためた動画が大量になると、なかなか整理したり編集したりするのが億劫になります。
こんな時、GoProのQuikを使うと、ファイルを指定するだけでダイジェスト版を自動で作ってくれるのでとってもいい感じです。
ただ、難点はPC版だとGoProで撮影した動画ファイルしか使えないこと。
私の場合、過去に撮影した8mmビデオをエンコードしたものや、DVカメラの映像、他のスマホで撮影した映像、一眼レフなどのデジカメで撮影した映像など色々使いたいものが大量にあります。
そこで注目が、iOS/Android版Quikで、こちらは、機能は単純になりますが、スマホの写真やギャラリーに表示されるものなら、なんでも使えます。
つまり、一旦スマホに取り込めさえすれば、Quikで編集できるわけです。(本当は直接HDDなどの動画を使えると良いのですが)

私の場合、どんな動画をとったか雰囲気のわかるダイジェスト版を、とにかく手間なく作りたいという目的なので、このスマホ版で全然問題ありませんでした。
なので、スマホ版Quikをよく使っています。
この時、Androidを使う場合は、sdカードを使ったり、PCから同期しても結構簡単に動画を移動できるのですが、iPhone/iPadの場合、iTunesで動画ファイルを同期すると、ビデオアプリ専用のホームビデオ扱いになり、Quikは写真アプリのファイルしか扱えないので、そのままでは、Quikで参照できない状態になります。そこで私のオススメの方法を紹介します。

使うのは、有料iOSアプリのGoodReaderです。
他にもホームビデオを写真へ移動するアプリはあるのですが、ファイルの移動やコピーではなく、アプリ間コピーのような手法をとっているものが多く、変換エラーや移動エラーになることが多く、私が使った中で、唯一問題がなかったのがGoodReaderでした。

GoodReaderは、写真へのエクスポートの際、どうもLinuxのハードリンクのような方法をとっている感じで、写真や画像のエクスポートが瞬時に終わります。
たとえば、PCでエンコードした映画のような数時間(1GB程度)のファイルも、エクスポートは一瞬です。
エクスポートしたファイルは、写真とGoodReaderの両方から見える状態になります。
ちなみに、写真アプリから削除(ゴミ箱を空に)しても、GoodReader側は削除されませんし、逆もしかりで、GoodReaderから削除しても写真アプリからは消えません。
まさにハードリンクのような挙動です。

▪️ 転送方法

1. GoodReaderのWi-Fiサーバ機能を立ち上げて、PCからブラウザでiPhone/iPadにアクセスします。
2. GoodReaderはNASなどのファイル共有からのダウンロードも可能です。
3. ブラウザ画面に転送したいファイルをドラッグ&ドロップします。
4. 転送が始まります。
5. 転送が終わったら、GoodReaderのWi-Fiサーバを停止します。
6. GoodReaderで転送されたファイルを選択して、SAVE TO PHOTOSを選びます。
7. ほぼ瞬時に写真に転送されます。
8. あとはQuikを普段通り立ち上げれば、写真にある動画も参照できます。

Enjoy movie life!!

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